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MRファーマシストの加納です。

日曜日は天気もよく行楽日和でしたね!

そんな私は所属する

日本プライマリ・ケア連合学会滋賀県支部主催の

セミナーに参加してきました。

モノから技術へ、薬から食事へ

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今回のテーマはポリファーマシー

「ポリファーマーシー」には
明確な定義があるわけではありません。

一般的には
「多剤併用の患者で、薬剤による有害事象※が起こっている状態」を示します。

 

大きな問題になってきているのが
日本が抱える超高齢化社会におけるクスリの役割です。

 

私の薬局でも多くの薬を飲んでいる
患者もたくさんいます。

例としてその背景には・・

・血圧が高い
・血糖が高い
・コレステロールが高い
・尿酸値が高い
・脳梗塞等、血栓症リスクが高い
・薬たくさん飲むので胃薬が必要
・早朝覚醒があって眠れない
・夜も何回もおしっこで起きる
・胃腸の動きも悪くなり便秘
・軟骨がすり減って膝が痛い
・腰も曲がってきてしびれがある

この症状を抑えたいから
内科・整形外科・泌尿器科・etc・・に通う。
もちろん、将来のリスク回避やQOL改善のために
薬が必要になってきます。

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そうすると
やはりたくさんの薬を服用することに・・・
その上、朝、昼、晩と
飲まないといけないくすりもあります。

そうなると、高齢者にとって
本当に飲めているのか?
くすりが余ってないか?という問題が・・

薬は良い効果だけならいいのですが
副作用もあり、多く飲めば飲むほど
リスクは上がります。

そしてその副作用を防ぐために
薬が追加される。

そんな高齢患者の問題を少しでも解消しよう!!
というのがポリファーマシーの取組です。

ただ・・・

医師も色々な立場からの目線があり
目の前の患者を良くするために
薬が処方されます。

そういった薬を減らすことは
簡単なことではないのです・・・

 

厚生労働省の局長の武田氏のお話は

その話ど真ん中の内容でした。

医療ゲンバの相互交流が減薬の取組に役立つ

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私は薬剤師の立場で話を聞いていましたが

会には医師はじめ、ケアマネ、看護師、行政と
多職種が集まっていました。

多くの方とのディスカッションでも感じたこと
薬剤師としてこの問題に対して非常に重要なのが
「医師との信頼関係を構築すること」
と思っています。

日ごろから「医師との関係づくり」
を行っていくことで患者ベースの
ディスカッションができるようになります。

相互交流がないとどの土台もない状態。

昨日も多くの医師と話をしましたが
そんな時もMR経験は役にたつものだな~と
今になっても感じます。

これからも医師との交流を深めてチームで
地域医療に貢献していきたいですね。

私としては
MR経験を活かした薬剤師として
活躍する方が1人でも増えることを
応援していきます♪

いつでもご相談お待ちしております♪♪


今日の気づき

薬剤師の職能を国からも期待されている
薬を減らすことに評価が上がる時代がきている。

投稿者について

いちえ薬局 代表取締役当サイト管理人加納 裕介
製薬会社のMRとして8年勤務した後、2010年に薬剤師に転職。
2015年4月 株式会社ケイファーマ 代表取締役に就任。
現在は滋賀県近江八幡市の『いちえ薬局』を経営し、地域医療に奮闘!

今までに培ってきた経験を生かし、MR・薬剤師業界に新しい風を起こしたいと妄想中!!このサイトを立ち上げた管理人でもあります。
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