『MR経験者の薬剤師 vol.3』は、女性のMR経験者 ユーカリ(ニックネーム)さんです
実務期間は約2年弱。主に大学病院を中心に担当。
サブ担当者として特に研修医中心に活動していました。女性MRならではの苦労もされていたようです。
現在は子育てママ薬剤師として、家庭と仕事の両立を実現している ユーカリさん です。
名前(未公表) ニックネーム
ユーカリ 1980年3月16日生まれ
プロフィール
大阪薬科大学 卒
アストラゼネカ(株) 入社
趣味
サーフィン
MRとしての所属機関・主な担当地域・施設
期間 2004年 4月 ~ 2005年 12月(2年弱)
担当地域 福岡県久留米市
大学病院のサブ担当として研修医、各医局を訪問
MR時代に思い出に残る実績や経験は??
主に大学病院でサブMRとして研修医への説明会や医局での製品案内をしていました。
関連の市中病院はMR不足で今まで訪問できていなかった施設に飛び込みで営業をしていました。
薬剤師への転職を決めたきっかけについて教えてください
土日の出勤やお付き合いが多かったり、普段の勤務時間が長かったりと、長年MRとして働くのは難しいと考え転職しました。
Point
現在はお付き合い(接待、行事参加)は少なくはなっているかもしれませんが、女性MRでも上司とともにお付き合いをすることは多かったようです。また、大学病院担当となると研究会が多くなり時間が不規則な勤務が増えたのでしょう。ワークライフのバランスは非常に重要です。
MRでの経験が薬剤師として活かされたことについて教えてください
当時の自社製品や競合品の知識やDrのニーズがわかりやすかったこと。流通がわかりやすかったこと。
Point 生活習慣病関連の薬を扱っているメーカーでは薬剤師になってもその知識が即戦力になります
転職後、薬剤師になり苦労したことがあれば教えてください
転職後の薬局が小児科だった為、薬の体重当たりの量を覚える事や効率よく散剤・水剤・混合軟膏を調剤するのに苦労しました。
薬剤師としての現在の状況について教えてください
MRから転職し、大阪の調剤薬局で働いています
薬剤師勤務歴10年になります。
現在も出産後育児休暇を経てパートの薬剤師として今の職場に復帰しました。
重要
女性にとって薬局の育児休暇制度は非常に重要です。薬局は女性が多い職場であり、育児休暇からの復帰の制度を作っている会社も多くあると思います。転職時に大切な制度です。
これからの薬剤師としての目標
今まで在宅にかかわる事がほとんどなかったので、もう少し勉強しかかわっていきたいです。
【編集後記】
管理者からのよいしょ話
MR時代は女性ならではの苦労も経験されたようです。真面目に働くからこそ理不尽なことも多い。
営業として働く上で大変なことだと思います。しかし、その経験が薬剤師でも活かされています。
現在は、子育てをしながら薬剤師として働いているとのことで、時間を上手く活用しながら勤務ができるというのも薬剤師としての大きなメリットだと思います。
子育てママ薬剤師に相談してみたい方はこちら
【MR何でも相談窓口】
コメントはこちら