『MR経験者の薬剤師 vol.6』は、人気コラム【元MRの独立奮闘記】でも活躍中の
岩前茂裕さんです
元MRの独立奮闘記~MR→独立を目指してはこちら~
MR時代で仲良くなったDrと今でもお誘いがあるようで、非常に親しみやすいキャラクターの岩前さんです。
薬剤師への転職も、MR時代の経験が大きかったとのことで
どのように薬剤師への道に進んだのかが気になります
名前
岩前 茂裕 1984年 9月 2日
プロフィール
近畿大学卒
ノバルティスファーマMRとして勤務(約7年)
その後、中小薬局にて薬剤師として勤務
趣味
テニス、フットサル、ゴルフ、釣り
MRとしての所属機関・主な担当地域・施設
期間 2007年 4月 ~ 2014年 7月(約7年)
担当地域
静岡県 浜松市 開業医メイン
岐阜 基幹病院
MR時代に思い出に残る実績や経験は??
浜松担当時代、仲良くなった先生とは会社を辞めてからもお付き合い頂き、共通の趣味である海外旅行に行っています。
製品紹介などはもちろんですが、やはり人と人の繋がりが基本となります。
当時は先生とテニスやフットサル、ゴルフや釣り、BBQや食事会など多くのイベントに誘って頂き、自分の趣味が勝手に広がっていきました。
在籍中の一番の思い出は、営業所のみんなで辛苦を共に味わいながらも努力し製品売上日本1位となり海外旅行に行けた事です。
かなりいいね!!
営業所一丸になって売上日本一を目指す。
なかなか経験したくてもできないことです。今は離れたとしても辛苦をともにした営業所員との仲は今も続いているのでしょう
こうした医師との関係もこれからの薬剤師人生で大きな糧になると思われます
薬剤師への転職を決めたきっかけについて教えてください
Drが企画した患者さん向けの疾患勉強会に見学に行った時、当時呼吸器の薬を扱っていたのですが、患者さんが自分が思ってた以上にデバイスがちゃんと使えないのを目の当たりにしました。
しかし、MRの立場上、先生のように医療人として患者さんに直接説明する事が出来ませんでした。
この時、せっかく取得した薬剤師免許をこのまま使わないままで良いのか、いま本当に患者さんのための活動をしているのか、1度しか無い人生なら自分で進む道を決めた方が楽しいんじゃないか、という気持ちが芽生えたからです。
重要
MRとして実際の患者さんに対面する機会は多くないと思います。
MRとしても順風満帆に過ごしていても、実際の患者さんを前にして感じることが変わることもあります。
是非、MRファーマシストになって、目の前の患者さんのために活躍してみませんか??
MRでの経験が薬剤師として活かされたことについて教えてください
そう多くは無いですね(笑)
自分の周りの薬剤師さんは患者さんや社員とのコミュニケーションは全然出来てらっしゃいましたし、そのための知識も豊富だと思いました。
かたや自分は、前職の専門分野の知識はありましたが、基本的なかぜ薬やアレルギー薬の名前も忘れてました。
薬剤師として患者さんにただ薬を渡すだけの人でした。
ただその中で強いて活かされた事を挙げさせてもらうなら、組織的な考えが最初からあったことだと思います。
社長の意向を管理薬剤師として汲み取り、現場の意見とマッチするように伝達する、いわゆる中間管理職の立場を理解して仕事は出来ていたと思います。
転職後、薬剤師になり苦労したことがあれば教えてください
上記にも挙げましたが、薬剤師としての知識・経験が無いことです。
調剤薬局ですと、一人薬剤師として店を守ることもしばしばあると思います。
そんな時、見たこともない薬が記載された処方箋が回ってくると緊張しました。
なかには、補助器具の使い方が分からず、直接患者さんにどうやって使っているか聞いた事もありました。
未来のMRファーマシストにアドバイスがあれば一言
やる気と目標があれば、何歳からでも、どんな状況からでも遅いことは無いと思い行動しています。
自分はまだまだ勉強中ですが何か皆さんの相談に乗れることがあったら幸いです。
【編集後記】
管理者からのよいしょ話
MRから薬剤師として転職し、今は薬剤師の臨床を勉強しながら独立開局を目指しています。
非常に温厚そうな雰囲気なんですが、心の奥に独立に向けた熱いココロを持っているようです。
温厚そうな人柄を表す似顔絵。確実に実物のほうが男前です!!
MRファーマシストでは随時、岩前さんのこれからの経過を更新していきたいと思いますので1人でも多い方のご声援よろしくお願いいたします。これからの独立開局へ向けた挑戦、応援しています!(^^)!
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