MRファーマシストの加納です。
本日、2016年1月27日
2016年調剤報酬改定に向けて一部情報開示がありました。
具体的な点数については記載がないのですが概要については
記載されています。
こちらの記事が参考になると思います↓↓↓
2016年調剤報酬改定~基準加算・かかりつけ薬剤師制度導入へ
(ファーマシスタより)
上記リンクの記事にもあるように大きな変化として
新たに「かかりつけ薬剤師指導料」「かかりつけ薬剤師包括管理料」が設置されることとなりそうです。
またかかりつけ薬剤師制度の導入により「基準加算」の算定基準も大幅に変わることになります。
かかりつけ薬剤師指導料の算定要件について考察します!
(1)~(8)まで項目があり、とりあえず算定要件が多いです!!
その中で、『これ厳しい!!』という点を抜粋しました。
(1) 患者の同意の上、かかりつけ薬剤師として服薬指導等の業務を実施した場合に算定する。
患者の同意・・・それは当り前だとは思いますが
薬剤師側から
『あなたのかかりつけ薬剤師にさせてください!!』というのも少し筋違いのような気がします・・
理想は患者さんから
『加納さんをお願いします。』と逆指名を受けなければいけない。
となると・・・かなりの信頼関係構築が必須となります。
相当なコミュニケーション能力も必要になってきます。
MRが、担当Drから名指しで相談をうけるような感じでしょうか?
(4) 当該指導料を算定する保険薬剤師は、以下の要件を満たしている旨を地方厚生局長等に届け出ていること。
① 薬剤師として◯年以上の薬局勤務経験があり、同一の保険薬局に週◯時間以上勤務しているとともに、当該保険薬局に◯年以上在籍していること。
○の数字は発表になってないのですが
薬剤師の転勤が多い薬局ではこの時点で全滅ですね。
店舗数の多い薬局になればなるほど、離職等も多く継続勤務が流動的かと思います。
地域密着の薬剤師が増えることを期待します。
② 薬剤師認定制度認証機構が認証している研修認定制度等の研修認定を取得していること。
薬剤師の仕事は生涯教育といいながら
学会等に所属していない薬剤師も現場にはたくさんいます。
会社からの補助がこれからでる可能性も高いですが
薬剤師として働く限り、自己研鑽の意識は必須ですね。
MRも同じことが言えると思います。
会社の研修だけではなく
外に出て研鑽する人が生き残ると思いますね。
(6) 患者に対する服薬指導等の業務はかかりつけ薬剤師が行うことを原則と する。かかりつけ薬剤師以外の保険薬剤師が服薬指導等を行った場合は当該指導料を算定できない。
ここまで指名制のしばりがあるのですね。
もちろん、患者さんはいつ来るかはわからないわけで・・・
薬剤師もお休みや、休憩中のときもあるわけで・・・
どのような点数配分になるかはわかりませんが、今回はかかりつけ薬剤師指導料について考察してみました。
まとめ
まだまだ一部の情報だけでなので
ここで全てを話せるわけではありません。
確実に言えることは
薬剤師は『個』の時代にうつっているということです。
今、限定配布中のレポートにまとめたことを
実行すれば確実に地域で生き残れるということも確信しました。
メール講座に登録いただければ、レポートを受け取ることができます。
よければ下記リンクよりメール講座をご登録ください。
今のあなたにオススメ記事はこちら
MRファーマシストのご案内
コミュニティサロン始めました!!
一期(いちご)サロンとは?【会員制コミュニティ】
メルマガ登録数300人超えました♪登録無料です。
たった10日間で薬局経営脳を学べる無料メール講座
人気記事セレクション
1位 独立開局を夢見る方へ・・
3位 2016年調剤報酬改定をMRファーマシストなりに考察する~その1~
LINEスタンプいかがですか?
MR向けLINEスタンプ 使用回数【TOP5】女性MR向けLINEスタンプ使用回数【TOP5】
世界に1つだけの『かかりつけ薬剤師』LINEスタンプ発売!!
MRファーマシストおすすめ必読本
今の時代のMRは必見。
私は薬剤師になってもこのOPD(One Patient Detailing)実践中です。
優秀なMRはどのようなディテーリングをしているのか? ~シェア・オブ・マインドを上げるOPD実践テキスト~
特に新人のMRさんには読んでほしい一冊です。
会社では教えてくれないことがたくさん載っています。なぜあの先輩MRは仕事が早くて楽しそうなのか? MRハックス48手
営業の最前線で活躍する方にはこちら!
営業リーダーは「仕事」をするな! ~結果を出したいリーダーがやってはいけない37のこと~
コメントはこちら