私は7年間MRとして働き、その後薬剤師に転職し、5年後独立開局をすることができました。
今に至るまでに多くの方との出会いがあり、その出会いが今も糧になっています。
振り返ると今はMRから薬剤師に転職し、起業できて本当に良かったと思っています。
MRから薬剤師への転職を考える方や、これからMRを目指そうとする学生さんに少しでも参考になればと、その時の体験をMRとして就職する頃から少し詳しく紹介したいと思います。
いつも遊びが中心だった大学時代
簡単に学生時代の頃を振り返ってみます。
一言でいうと、成績優秀者とは間逆で、毎回、試験はギリギリで・・何とか単位取得の連続でした。
就職はMR志望で活動し、何社か内定を頂き、その中で人事の方が一番熱心だと感じた会社を選ぶことができました。
当時は、今よりもMR募集枠は多く、就職活動しやすい環境だったような気がします。
就職活動時の自分の気持ちは
「とりあえずMRで就活してみて、ダメだったら薬剤師で働こうかな~」 でした。
当時、先輩から聞くMRの仕事は、接待が多くていつも帰る時間が遅い。でも給料はいい!!という話ばかり。
学生の自分にとって、MRの資質があるかどうかはよくわかってませんでした。
人より面白いわけでもなく、部活もキャプテンのように人をまとめるキャラクターでもなく、お酒もそれほど好きなわけでもない(学生時代はです)、ただ仲間と遊ぶことは率先していたように思います。
MRの就活が上手くいった唯一の要因はアルバイトをたくさんし、仲間と遊びまくって培ってきた人当たりの良さについては優れてたのかもしれません。
まだまだ学生気分が続く研修時代
入社した会社では研修所が東京にあり、2人1部屋の合宿状態で約3カ月間ほどMRとしての缶詰め研修がありました。MRは薬学部以外の学部からの社員も多く、研修の初めは薬学部卒からすると当たり前の内容が多かったりします。
ただ、MRという仕事は知識のみではなく、得た知識を上手にアウトプットできることにスキルが必要となります。
研修中はまだまだそんなことはわからずに、座学に没頭してた記憶があります。
そして、真面目な日中の研修を終えると、連日、夜の研修会(飲み会)が繰り広げられ、営業マンの卵の猛者たちがヤンチャしながら楽しんでいました。
そんな同じ飯を食べた同期が7月には全国各地に配属されていくのです。
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